企画展・イベントExhibition & Event

企画展終了

開催日:2018年12月8日(土)~2019年1月26日(土)

今日の反核反戦展2018 

呼びかけ

反核反戦の意思のある作家の皆様
― いま私たちの世界を変えるために ―

 世界を変える方法はふたつある。
 ひとつは制度に直接アタックして社会を外側から変える〈アクティヴィズム〉、もうひとつは人の心に働きかけ社会を内側から変える〈アート/芸術〉。これらは来たるべき新しい世界のための両輪だ。
 「芸術は無力だ」などと一体誰が言ったのだろうか? 確かに〈アート/芸術〉には、立法や街頭デモのような即効性はないかもしれない。しかし、確実に人を変えることができる。そして、〈アート/芸術〉にふれることによって目覚めた人々の心は絶対に揺らぐことはない。命の大切さと本当に守るべきものを知った多くの人々の強い意志は、時空を越え、世界をも動かすための原動力となるだろう。それが〈アート/芸術〉の力だ。
 3.11以後崩れるように右傾化し現実の戦争に向かいつつある危機的な現在の日本において、表現の専門家たるアーティスト/芸術家は、今こそ集い、人々の〈夢〉と〈未来〉を守る前線に立つべき時なのではないだろうか? それぞれの立場から、それぞれの表現で、それぞれのヴィジョンによって、人と命の尊厳と、丸木美術館という〈アート/芸術〉の力が生きられる場所と、自由と平和を守るために。
 是非とも「今日の反核反戦展2018」へのご参加をお願いいたします。

今日の反核反戦展2018実行委員会 (文:石川雷太)


「今日の反核反戦展」終了のお知らせ

 ベトナム戦争も終わり、反戦平和展の場が日本にほとんどなくなった80 年代半ば東京地球堂ギャラリーの主人の要請で針生一郎の提唱により、同ギャラリーにおいて「反戦平和展」は始まりました。
 以来、チェルノブイリ原発事故、9,11 に続く報復戦争など次々と起きる激震に社会不安が充満する中、2005 年からは丸木美術館に会場を移し、より多くの参加を呼びかけるべくアンデパンダン方式で「今日の反戦展」として再編、その後「今日の反核反戦展」として続けられました。「丸木夫妻の意志を継承する反戦展の本拠にこの展覧会を育て上げたいと切に念願している」( 針生氏の言葉)との思いのもと丸木美術館のスタッフの努力に支えられ実現した、多くの美術家の作品表現による反核反戦の表明はその時代時代の人々の心に明確なメッセージを伝える事が出来たのではないでしょうか。
 2013 年の「今日の反核反戦展」は美術館の作業負担の限界により中止になりましたが、その後継続を望む熱意ある作家たちによる実行委員会の運営で2014 年から再開し今年で5 回目となります。2014 年の再スタート時からは2 階アートスペースで関連企画として作家や作家グループを招待する新企画も取り入れ盛況となりました。この間2011 年から毎回、池田龍雄氏には呼びかけ人として力強い文章を寄せていただきました。
「今日の反核反戦展」は常に新鮮でパワフルな展でありたいとの思いから、現行の実行委員会によるアンデパンダン形式の「今日の反核反戦展」は、今回でひとまず終了とする事に致しました。
 近年の原発事故、核の脅威の増大、泥沼化する戦争、多くの悲惨な難民、環境の悪化、政治の不正などに対峙し「今日の反核反戦展」に参加して下さった皆さんに感謝しつつ更なる力強い表現、更なる新鮮なアイデアを持って「反核反戦の意志」のもと再会できることを大いに期待しましょう。

展覧会特設サイト


会期中のイベント

オープニング・イベント
12月8日(土)  12時30分より ■参加自由(当日の入館券が必要です)
交流パーティー、出展作家によるリレートーク
パフォーマンス ■奈良幸琥 ■黒田オサム(ほいと芸)
場所:原爆の図丸木美術館 野木庵

アーティスト・トーク
2019 年1月26日(土)  12時30分より ■参加自由(入館料別途)
『今日の反核反戦展2018』の出展作家が作品の前で自作について語ります。
パフォーマンス、弾き語りなども予定。
場所:原爆の図丸木美術館 展示室


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