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ICANのパートナー団体になりました

原子爆弾が投下された直後の広島にいち早くかけつけた丸木夫妻は、戦後の米軍占領下、原爆被害の報道が厳しい検閲を受けていた時期に《原爆の図》連作を描きはじめました。

1950年代、原爆について人々がほとんど知らなかった時代に、丸木夫妻は《原爆の図》と一緒に国内外を巡り、世界の人々に核兵器の被害、原爆が奪った命を伝えてきました。

1967年開館の丸木美術館は、国内外の展示や様々な企画を通して、その活動を受け継いでいます。また、美術館内ではヒバクシャ国際署名も集めてきました。

明日(1月22日)、核兵器禁止条約が発効します。丸木美術館は、昨年末にはICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のパートナー団体になりました。丸木美術館は、これからも《原爆の図》に託した丸木夫妻の思いを受け継ぎ、核兵器禁止条約を広め、核廃絶に向けて貢献していきます。

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