ドナーウォールプロジェクトが始まりました!
丸木美術館では、老朽化した建物のリニューアルを目指して、2017年の開館50周年を機に「原爆の図保存基金」を立ち上げ、これまでに沢山方々からのご支援をいただきました。目標金額3億円のうち、約半分にあたる約1億7,000万円が6,500人のご支援により集まっています。
この度の新館建設に関わってくださった皆様の存在を表す何かを新しい美術館に残したい。沢山の人々の願いが一つに集まった結果が美術館の再建につながったことを表現できるなにかいい方法はないだろうか?そんな思いから、このドナーウォールプロジェクトを行うことになりました。
このプロジェクトでは、保存基金のための絵葉書もデザインしてくださった、アーティストの山下アキさんにご協力をいただき、新しい美術館の廊下に2面の壁画を描きます。
1面の壁にはメタセコイアの木。もう1面には、現在の丸木美術館の姿を残し、鳩の群れが上空を飛び立っていきます。このメタセコイアの実と鳩は、新館建設に力を貸してくださった支援者の皆様を表しています。メタセコイアの実は寄付者の皆様の人数を表し、鳩の中には10万円以上の寄付者のお名前をアルファベットのハンコで押印します。ご希望される方にはご自身で美術館に来館いただき押印できるようにもする予定です。
メタセコイアの実や鳩が増えることで、この壁画アートはより賑やかに、より力強さを増していきます。そして平和と芸術を愛し、原爆の図を守ってくれた人々の存在を長く後世に伝えてくれることでしょう。
ドナーウォールプロジェクトの詳細、および参加方法は、寄付ページ「ドナーウォールプロジェクトに参加して、新しい丸木美術館を共に創ろう」にてご確認ください。皆様のご参加をお待ちしております!
※こちらのクラウドファンディングページでは、残り1億3千万円のうちの5千万円を目標に2021年12月末日までを一旦の〆切としてご参加を募集いたします。
※ドナーウォールプロジェクトは、「原爆の図保存基金」の一部です。過去に「原爆の図保存基金」で10万円以上のご寄付を頂いている寄付者の方も自動的にドナーウォールプロジェクトの対象となります。対象の方へは後日事務局よりご連絡いたします。