第29回はつかいち平和美術展と講演会
戦後80年非核平和事業として、第29回はつかいち平和美術展「丸木位里・丸木俊 夫妻 原爆の図─被爆体験の継承」が開催されます。会場は、広島県廿日市市のはちかいち美術ギャラリー。会期は7月27日(日)~8月17日(日)です。会期中無休、観覧無料です。
同時開催として、原爆投下後に大野陸軍病院を襲った巨大台風の惨禍のパネル展も行われます。


主催 戦後80年非核平和事業はつかいち平和の祭典実行委員会、(公財)廿日市市文化振興事業団、廿日市市、廿日市市教育委員会、中国新聞社
協力 原爆の図丸木美術館、大野歴史ガイドの会
展示構成 岡村 幸宣 (原爆の図丸木美術館 学芸員・専務理事)
丸木美術館からは、原爆の図第1部《幽霊》、第4部《虹》のほか、丸木位里、丸木俊の原爆の図のためのデッサン、丸木スマが描いた原爆の絵、1950年代に全国を巡回した際のポスターやチラシなどの資料を貸し出します。また、今年春に新たに見つかった資料から、原爆被害者の会の初期資料「ヒロシマ通信」や、峠三吉、いわさきちひろらの書簡類も公開します。

また、7月28日(月)午前10時からは、同じ廿日市市の阿品地区人権啓発推進協議会の戦後80年非核平和事業として、阿品市民センターにて講演会「丸木位里・丸木俊夫妻共同制作《原爆の図》からよむ未来への伝言」を開催します。講師は岡村幸宣(原爆の図丸木美術館学芸員・専務理事)です。定員50名(事前申込者優先、どなたでも参加できます(小学校高学年以上推奨)。