東京新聞に丸木美術館コロナ禍危機掲載
2020年4月24日付東京新聞埼玉版に、原爆の図保存基金の海外への支援呼びかけがコロナウィルスの感染拡大によって大きな影響を受けていると報じられました。
老朽化の現状を考えると美術館の改築は急務なのですが、今後は計画の見直しも含めて、難しい判断をしていかなければなりません。
いまだ予算案さえ立てることのできない2020年度の運営についても同様です。4月9日以後開館できず、団体予約もすべてキャンセル、館外展の作品貸出も大幅に予定が変更され、友の会をはじめとする寄付収入だけが頼りになっています。
若い世代の方々が中心になって、新しいホームページや寄付サイトが立ち上がるなど楽しみな動きがはじまってきた矢先のタイミングなので、何とかこの危機を乗り越えて、未来につなげていきたいです。
原爆の図保存基金の寄付サイトはこちらから。
もっと厳しい状況に置かれている方々が多いなかでの呼びかけは、とても心苦しいのですが、まずは支援のお気持ちを持ってくださる方との連携を大切にしていきたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。