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企画展終了

開催日:2018年2月10日(土)~3月4日(日)

石川真生 大琉球写真絵巻 

 

米軍統治下の沖縄に生まれ育ち、基地近くの外国人バーで働く女性たちや米兵の姿を赤裸々に撮影して、写真家としてデビューした石川真生さんは、以後、沖縄で生きる人たちに熱い眼差しを向け、数多くの写真を撮り続けてきました。
 その石川さんが現在取り組んでいるのが「大琉球写真絵巻」のシリーズです。薩摩藩の琉球侵攻から続く沖縄の苦難の歴史を学び、歴史上の場面を友人たちに再現してもらい創作写真として撮影するという手法で、沖縄戦や米軍の新基地建設問題にいたるまでの400年間の出来事を、怒りとユーモアを織り交ぜながら、全4巻、長さ120メートルに及ぶ壮大な絵巻に表現しています。
 昨年2月にはステージ4の新たながんが見つかりましたが、治療手術前に病を押して撮影し、最新作のPart4を完成。9月に那覇市民ギャラリーで完成披露の展覧会を開催し、NHKの「ハートネットTV」や「ETV特集」でも取り上げられました。
本展は、石川さんを支える方々の協力により、沖縄以外では初めて、Part1からPart4まですべての「大琉球写真絵巻」を公開する貴重な機会となります(前後期展示替え制で2巻ずつ展示)。 

企画協力 天野太郎、三ツ山一志
前期展示[ Part 1&2 ] 2.10~2.21
後期展示[ Part 3&4 ] 2.22~3.4


会期中のイベント

石川真生オープニングトーク
 2月10日(土)午後2時 参加自由(入館料別途)

ギャラリートーク
 2月24日(土)午後2時 参加自由(入館料別途)
 出演 天野太郎(横浜市民ギャラリーあざみ野主席学芸員)

石川真生作家トーク
 3月3日(土)・4日(日)午後2時 参加自由(入館料別途)
 ※日程追加になりました


集英社新書プラス 写真で安倍を“たっぴらかす!(ぶっ潰したい)”
写真家・石川真生が「琉球大写真絵巻」に込めた思い 第1回


集英社新書プラス 沖縄の怒りと悲しみを「演じる」ことの意味
写真家・石川真生が「琉球大写真絵巻」に込めた思い 第2回


集英社新書プラス 写真という「表現」を通じて闘い続ける理由
写真家・石川真生が「琉球大写真絵巻」に込めた思い 最終回


IWJ 薩摩藩の琉球侵攻から沖縄戦、辺野古新基地問題にいたる400年間の出来事を長さ120メートルの壮大な絵巻にした
「石川真生 大琉球写真絵巻」展覧会


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