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企画展終了

開催日:2011年12月10日(土)~12月18日(日)

Chim↑Pom LEVEL 7 feat. 広島!!!!

2008年10月に広島の原爆ドーム上空に飛行機雲で「ピカッ」と書いたことで社会的騒動を巻き起こし、今年5月にも渋谷駅に設置されている岡本太郎の壁画《明日の神話》に福島原発事故の絵を付け足して物議を醸した芸術家集団Chim↑Pomの特別展示を、丸木美術館で開催することになりました。

きっかけは、「ピカッ」騒動で発表の場を失った彼らに対し、当時の針生一郎館長が発した「丸木美術館でやってもいいよ」という言葉でした。約束通り、針生館長は理事会で「Chim↑Pom展」の開催を提案。残念ながら館長本人は2010年5月に亡くなりましたが、その言葉はChim↑Pomにとって励みとなり、展覧会の実現に向けて大きな力となったのです。
今回の展覧会は、Chim↑Pomがヒロシマからフクシマ、核や放射能と日本の関係をテーマに制作してきた活動をすべて見せる初の機会であり、彼らの活動の集大成となります。

●オープニングイベント

小林武史×Chim↑Pom「LoVe 7」
日時:12月10日(土)午後5時開場、午後9時閉館
料金:1,000円(展覧会入場料込)

●最終日トークショー

日時:12月18日(日)
第一部:午後1時~午後2時30分
第二部:午後3時~午後4時30分
料金:900円(展覧会入場料でご覧いただけます)

【第一部】
出演:山下陽光(素人の乱)、Chim↑Pom、ほか、スペシャルゲスト予定
3.11以降の原発問題に対して、象徴的なアクションを起こした当事者たちによる座談会。あれから何が変わり、これからどうなるのか? 今年を振り返りながら未来を語り合います。

【第二部】
出演:東琢磨(ライター、音楽・文化批評/ヒロシマ平和映画祭実行委員会事務局長)、山下裕二(美術史家、美術評論家、明治学院大学教授)
司会:阿部謙一(「なぜヒロシマの空をピカッとさせてはいけないのか」編集者)
聞き手:Chim↑Pom
広島出身の文化系評論家2人による対談。広島の感情、これまでと今後、広島における文化の話などを通じ、今後の日本の被爆問題への展望を考えます。

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