前売りチケット

企画展・イベントExhibition & Event

イベントひろしま忌ピックアップ開催中

開催日:2024年8月6日(火)

被爆79年丸木美術館ひろしま忌

 原爆投下から79年目を迎える今年の8月6日。丸木美術館ひろしま忌は、絵本『ひろしまのピカ』朗読と映画『HELLFIRE :劫火 ―ヒロシマからの旅』の上映会(定員70名=当日先着順、参加費1000円・入館料別途)を行います。当日は、高校生以下は入館無料となります。
 都幾川の河原は草が生い茂り、整備が困難になっているため、今年もとうろう流しを行いません。「原爆の図」の前にとうろうを捧げ、黙祷をすることで代わりといたします。

8月6日は、たいへんな暑さが予想されます。丸木美術館は空調設備が決して十分ではなく、大勢の人が集まると室温が上がります。くれぐれも暑さ対策を行った上で、ご来館ください。
 当日、美術館の前庭は、有機野菜などの出店やフリーマーケットなどで賑わいます。八怪堂では、とうろうに絵を描くワークショップも行います。

12:00~14:30 八怪堂(参加自由・無料) みんなでとうろうに絵を描こう
15:00~17:00 1階新館ロビー(定員70名=当日先着順、参加費1000円・入館料別途)
   15:00 絵本『ひろしまのピカ』朗読 朗読・岡崎弥保 解説・三田政明
   15:45 映画『HELLFIRE:劫火―ヒロシマからの旅』上映
   監督:ジャン・ユンカーマン 1986年、58分
   ※上映後、監督挨拶あり
17:15 原爆の図展示室にて「ひろしま忌の集い」(参加自由)

 岡崎 弥保(おかざき みほ)
俳優・語り手。東日本大震災後、福島を訪ねたことをきっかけに非核の物語を語り始める。2014年から9年間、井上ひさし「父と暮せば」の福吉美津江役を演じる。「ひろしまのピカ」「源氏物語」「平家物語」、日本昔話、樋口一葉作品など、朗読CD収録多数。現在、丸木俊の絵本「ひろしまのピカ」の朗読をライフワークとし、100回公演をめざして三田政明とともに全国各地で語り継いでいる。公式HP「言の葉」https://ohimikazako.wixsite.com/kotonoha

 三田 政明(みた まさあき)
元横浜市高等特別支援学校教員。現在、「神奈川・横浜の夜間中学を考える会」事務局員。「ココロはずむアート展」事務局。新しい絵の会会員。東京芸術大学『美術と教育リサーチプロジェクト2019』「こんな授業を受けてみたい」の取材を受ける。授業動画 https://www.youtube.com/watch?v=3oixFi-H5ng

 ジャン・ユンカーマン
1952年、米国ミルウォーキー生まれ。映画監督。丸木位里・丸木俊を取材したドキュメンタリー映画『劫火-ヒロシマからの旅-』は、サンフランシスコ国際映画祭グランプリなどを受賞。1988年には米国アカデミー賞記録映画部門にノミネートされ、位里と俊がマサチューセッツ芸術大学名誉博士号を受けるなど、米国における二人の評価を高める役割を果たした。撮影は1985年に行われ、位里と俊の制作や生活の様子、インタビューとともに、当時の丸木美術館周辺の雰囲気を伝える貴重な映像になっている。他に与那国のカジキ捕りの老漁師を描いた『老人と海』(1990年)、9.11のテロ後にノーム・チョムスキーにインタヴューした『チョムスキー9.11』(2002年)、戦争に翻弄されてきた沖縄の近現代史に迫る『沖縄 うりずんの雨』(2015年)などの映画作品を発表、現在も日米両国を拠点に活動を続ける。

■ 美術館送迎車
 東武東上線森林公園駅南口→丸木美術館 12:00 13:00 14:00
 丸木美術館→森林公園駅 11:45 12:45 13:45 イベント終了後
 ※乗車定員を超える場合、お待ちいただきます。

■ 市内循環バス
 東武東上線東松山駅 東口より4番乗り場より市内循環バス「唐子コース」約15分
 「丸木美術館東」で下車し徒歩約15分
 【バス時刻表】8:45、10:10、11:10、12:10、14:30、15:35

■ その他の交通
 つきのわ駅南口より徒歩(約30分)
 森林公園駅よりタクシー(約10分)

遠方の方など美術館まで足を運ぶのが難しい方のために、期間限定で、1953年の映画『原爆の図』(青山通春・今井正監督/約17分)を公開いたします。連合国軍の占領が終わってすぐに撮影され、当時の「原爆の図」制作や全国巡回の様子が記録されているたいへん貴重な映像です。

8月1日から31日までの間、丸木美術館の公式YouTubeにて公開をいたします。
ぜひ、こちらからご視聴ください。

企画展・イベントトップへ