朗読劇「藤戸」のお知らせ
武士が自分の武勲のために殺した若い漁師が亡霊となって現われる
隠蔽、忘却そして告発/concealment, oblivion and accusation
戦いで犠牲になるのはだれか/その犠牲者を弔うということはどういうことか
新館に展示されている4つの絵の前で、能/謡曲「藤戸(ふぢと)」のことばがどう響くのか
朗読・演劇を学ぶ3人の高校生による能/謡曲への新たなアプローチです。
「のはらうた」(くどうなおこ)からの詩の朗読もあります。
是非お越しください。
「藤戸」のあらすじ
源平合戦の中、佐々木盛綱は、藤戸の海を馬で渡る浅瀬を教えてくれた若い漁師を、その情報が漏れることを恐れ、刺し殺し海に沈めた。
そして、その先陣の功により備前の児島の領主となった佐々木の前に、殺された漁師の母(前シテ)、ついで、殺されたその男(後シテ)が現れるが、最後に、その亡霊は佐々木の弔いにより成仏する。
<公演日>2022年12月10日(土)13:00-13:45
<出演>内田素子、薗部海昊、原田修太(朗読)、高瀬伸也(演奏)
<公演場所>丸木美術館新館
<観覧料>無料(ただし美術館入場料は必要です)
<内容についての問い合わせ>
髙瀬(E-mail:ici-aillurs@an.em-net.ne.jp)