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企画展終了

開催日:2022年2月11日(金/祝)~4月10日(日)

特別展示 生誕110年丸木俊展 人間を描く

母子の像 1936年白日会展出品

丸木俊(赤松俊子)は1912年2月11日に、北海道秩父別村(現秩父別町)に生まれました。
2022年は生誕110年を迎えます。

2021年12月、千葉県市川市在住の女性から、1点の油彩画が寄贈されました。
女性の義理の母親は、かつて市川市立市川小学校の教員で、若き日の俊と同僚だったのです。
描かれた赤ん坊の誕生日と過去の展覧会出品記録から、この油彩画《母子の像》は、1936年1月の第13回白日会展出品作と思われます。

俊はこの頃、画家になりたいという思いを抱え、教員の仕事との両立に苦しんでいました。
熊谷守一に、自分の絵の才能があるかと問い、
「冬の木の芽を見たことがありますか、どれが花になるかわかりますか」
と答えられたという逸話も残っています。

やがて教員を辞した俊は、2度のモスクワ滞在や南洋群島への旅を経て、新たな時代を拓く「女絵かき」として、その才能を開花させていきます。

今回は特別展示として、1930年代から40年代にかけての人物画を13点紹介いたします。
夫の丸木位里との共同制作「原爆の図」を描きはじめる前の、俊が成長していく過程を示す瑞々しい表現や人間への真摯なまなざしをお楽しみください。

女性像 1935年頃

南の島(双猫) 1943年

自画像(飢え) 1944年


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